まだ30代半ばでしたが、くも膜下出血で亡くなったのです。
彼女は、保育士の同期として辞令交付の時に知り合いました。
同郷だったことで親近感が生まれ、話してみると、とっても柔和で心地いい気持ちにさせてくれる人でした。
結婚が早かったのですが、交友関係は続き、ずっと彼氏が出来ない私を気にかけ、子どもが出来てからも一緒にいてくれたのです。
彼女は、専業主婦のかがみ!のような人。ほわんとした空気を持ちながらも、無駄のない動きをし、家のこと、子どものこと、旦那さんのことを支えていました。
聞き上手で、手先が器用で思いやりのある人だったのでママ友がたくさんいました。
そんな人がある日、突然倒れ、帰らぬ人になってしまったのです。
彼女のお子さんは、4月に中2と小6になります。
酷い頭痛だったのに、学校から子ども達が帰ってきた時に困らないよう、ママ友に連絡をとり、身辺を整えてから助けを呼んだのでした。
母親を貫いた友だち。
当たり前のようなこと…かもしれませんが私に出来るか分かりません。
帰れると思った我が家に帰れなかった友だちは、どんなに辛かったことでしょう。
どんなに生きていたかったことでしょう。
日々、精一杯生きていた彼女、生きたかった彼女を想うと、私の生き方が小さく小さくみえるのです。
もっともっと、お喋りしたかったなぁ。いろいろダメ出ししてもらったり、教えてもらいたかった…。
地震、事故、病気などいつ降りかかってきてもおかしくない今日。
生きているだけで奇跡。
だからこそ、1日1日が大切…。
どう生きていくか…は、自分次第。
時々、「大丈夫〜?!」って言う彼女の声が聞こえます。
「がんばってるよ〜」って笑いながら言える私になりたい。
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